Share Your OPML

 OPMLとはOutline Processior Markup Language の略。文書のアウトラインを異なる OS や異なる環境で交換できるように工夫された XML 規格のこと。たとえばあるRSSリーダーに登録されたフィードのリストを他のリーダーへそっくり移したいときなど大変便利だ。たいていのRSSリーダーOPMLに対応している。

 「Share Your OPML」はこのOPMLファイルを参加者たちたちが互いにシェアするためのソフトだ。このコミュニティに参加するには、まず自分自身のOPMLファイルを作る必要があるが、これはBloglinesなどで簡単にできる。ファイルを「Share Your OPML」にアップロードすると、フィードのリストが公開され(もちろんこれを拒否もできるが)、さまざまな機能の恩恵を受けることができる。

 たとえば、自分が登録中のフィードを他の何人の人が登録しているかがわかる。さらにある特定のフィードを登録している人のリストを探し出すのも簡単なことだ。これをたどっていけば、自分と同じような興味・関心を持つ人が他にどのようなフィードを登録しているかがわかる。これらの情報を集約すると、どのフィードがもっとも多くの人から登録されているか、つまり影響あるフィードであるかもわかる。

 自分のOPMLファイルを作って公開しなければ何も始まらないところが少し面倒くさいと思ったが、これを乗り越えると、あとはフィードでつながっている人たちからどんどん新しい情報を仕入れることがきる。そしてデータベースは日々増殖しているのだ。