findory

 仕事柄いろんなニュースを駆け回っては、面白そうなネタはないかと七転八倒する毎日。このブログを始めたのも実は使い勝手の良いニュースサイトはないかと探し始めたことがきっかけ。

 メディアのRSSを1枚のページに集める「Google パーソナライズド ホーム」はそれなりに使えた。まるで1つのニュースサイトのようだ。忙しいときなど手早くニュースをチェックできてよい。しかし、どこか物足りない。というか、すぐに利用しなくなってしまうのだ。

 かといって、「digg」のように、不特定多数の評価によってニュースの順位をつけるやり方で、本当に欲しい記事が集められるだろうか。私たちが求めているニュースの範囲は案外狭いもの。自分のセンスに合致したニュースを簡単に探す方法はないのか。

 そこで「findory」の登場だ。このサイトは、読者が読んだ記事を記憶し、今度トップページに戻ると、その記事内容に類似した記事を優先的に表示する。例えば、「ipod」に関する記事を2,3読んだとしよう。そうすると「ipod」ないしは音楽プレーヤーの記事がトップページを飾ると言うわけだ。

 おそらく記事に含まれる単語の出現頻度などを元にキーワードを決定し、そのキーワードを使って新しい記事のランクを決めているのだろう。使い込めば、使い込むほど精度がアップという仕組みだと思うが、果たして本当の使い勝手はいかがなものであろう。まだ英語でしか通用しないが、一度試してみる価値はあるように思うが。