Amazon は次世代 Web プラットフォームの提案者
「Read/WriteWeb」 が面白い記事を掲載している。
⇒ http://www.readwriteweb.com/archives/amazon_webos.php
Amazon の Webサービス群は新しいコンピューターのあり方の方向を示している。つまりこれらのWebサービス群は一つにまとまると、新しいWeb ベースの オペレーティングシステムを提案しているかのように見える。古典的なオペレーティングシステム同様、この新しいシステムは、無限の蓄積、ダイナミックな索引データベースの作成、使いやすいGridなど、いくつかのキー概念を持っている。これらの一つ一つが一緒になって、アプリケーション開発の新しい方向へと我々を導くいている。Amazon はもうすでに、次世代のWeb プラットフォームを定義し、それを実行に移していると言える。
確かにAmazon は Google のように、これでもかという派手なWebベースサービスを展開してこなかった。だからと言って、Amazon がWeb 戦略の新しい地平を意識してないわけではないのだ。
「Amazon eCommerce API」はもちろんのこと、「Alexa services」や「the Simple Storage Service」など、Amazon のサービスは多彩だ。
「Amazon eCommerce API」のお世話になってない Webマスターなどほとんどいないだろう。「Alexa services」に毎日アクセスしなければ気がすまない、というユーザーもいるだろう。
だがAmazonを記事のように「次世代のWeb プラットフォームを定義し、それを実行に移している」企業とみなしていた人は少なかったのではないか。
もしそうだとすれば、Google の本当のライバルは、この Webサービスのパイオニアとも言うべき Amazonであるかもしれない。
Amazon の動向から目を離していけないのだ。