WeatherMole[maps]

 また一つ Google Maps API を利用した面白いサイトが登場した。地図上の1点をクリックするとその日を含む5日間の天気予報がきれいな画像付きで出てくる。何度も試してみればわかるが、クリックする位置を少しずらすと予測される天候がずいぶん変わる。1時間車で走れば天気ががらっと変わった、なんていう私たちの体験をこのサイトは見事に表現してくれているのか。

 情報源は「NOAA」(地球環境の変化を調査および予測する米国商務省の下部機関)が提供する「 Experimental National Digital Forecast Database XML Web Service」。全米の天気予報データをXML形式で公開するウェブサービスの一つだ。おそらく、Google Maps APIによってクリックされた地点の位置情報が取得され、この位置情報をもとにウェブサービスから予測情報を引き出し表示しているのだろう。

 残念なことは、合衆国に限定されたサービスであると言うこと。日本でもこんなウェブサービスが早く始まってほしいね。