「Openserving」 誰でも Digg タイプのサイトオーナーになれる
CNETJAPAN によれば、Wikipedia などを立ち上げた Wikia が、「Openserving」という新しいサービスを始めたことを明らかにした。ただし、登録予約を受け付け始めた段階で、実際にはまだサービスを受けられない状態だ。
⇒ http://japan.cnet.com/column/somethingnew/story/0,2000067121,20338455,00.htm?ref=rss
だが、そのデモ画面をよく見るとなかなか手の込んだサービスであることがわかる。
Openserving が提供する Web コンテンツのタイプの最大の特徴はDigg のような記事評価型である点だろう。
① 記事はオーナーのみならずユーザーなら誰でも投稿可能。投稿された記事に対して誰でも「Vote」ボタンを押すことによって評価できる。
② 記事に対して誰もが自由にコメントを加えることが出来る。さらにそのコメントに対しても「Vote」が可能。
③ 評価ポイントの高低によって記事の並び順を自動的に入れ替えることが出来る。
④ オーナーは「新着記事」などのフィードをレイアウト出来る。
Openserving に登録すれば、こんな特徴を持つサイトのオーナーに労せずしてなれるというわけだ。
これまでも、Digg 型の Web コンテンツを提供する CMS などはいくつか紹介されてきた。しかし、例えば Pligg のように、いずれもサーバーにインストールしなければならないというハードルがあった。
だが、Openserving はこれと同様のサービスをあくまでも Web ベース で提供しようと言うわけだ。こういう試みはおそらく初めてであり、Digg タイプのサイトを運営してみたいと考えているユーザーにとっては朗報であるに違いない。