日本語化サービス「Japanize」がついにIEに対応

 しばらくご無沙汰しているうちに「Japanize」がどんどん進化しているではないか。

 ⇒ http://japanize.31tools.com/

 昨年末あたりから連続して、Opera 9、Safari 、そしてついにはInternet Explorer 6 にも対応した。

 「Japanize」はもともと Mozilla Firefox拡張機能として今年の8月にスタート。インストールすると英語のサイトのインタフェース部分、たとえばメニューやタブなどが勝手に日本語に置き換えられる。

 同じ英語サイトでもこれらのガイド部分が日本語になっているだけでずいぶん使いやすいし、心強いものだ。

 Firefox であればステータスバーの右隅に「Japanize」のアイコンが表示され、この機能のオン、オフを簡単に切り替えることができる。切り替えてからリロードすると、翻訳前の画面にすぐ戻ることができるので、どの単語がどんな風に訳されているのかがわかる。

 だいたいネットでは同じ英単語であってもちょっと特殊な使い方をしているケースが多い。「Japanize」のおかげで最近わかったのは「Disclaimer」という言葉。たしかに「免責」と訳されるとぴったりくる。

 ただし「Japanize」はあくまでも手動翻訳。ボランティアによって日々翻訳作業が行われ、日本語表示可能サイトのリストはどんどん増えているものの、ネット全体から見ればごく一部に過ぎない。はたして今後増加する一方の需要についてゆけるのか。