本の中の地名を地図に表示「Google Book Search」

 Google Book Search の公式ブログである「Inside Google Book Search」によれば、検索された本の内容が含む地名の一覧を Google Maps 上に表示できるようになった。

  ⇒http://booksearch.blogspot.com/

 とりあえず本を何か探してみよう。たとえば「Full view」モードで「marco polo」と打ち込むと882冊が検索される。

 各検索結果の最後に「About this book」というリンクあるのでこれをクリックすると、この本に関する「Summary」「Related books」「Key terms」などが表示される。

 同じページで下のほうにロールダウンしてやると、「Places mentioned in this book」というコーナーにすぐ気づくだろう。赤いマーカーだらけの Google Maps が目立っているが、これが今回新しく登場した目的の地図だ。

 最初のページには10個の検索結果が表示されているが、1番目を除くすべての本でうまく地図が表示された。なぜ最初の本だけ地図が表示されなかったのか。

 それはこの本がおそらく原本に一番近く、中身を見ると何語かわからないような言葉で書かれている。きっと現在の地名表示とはまったく一致しないのであろう。

 考えてみれば、本の中身が一語一句インデックス化されているわけだから、1冊の本の中の地名をすべて拾い出し地図に表示することなど実に簡単なことかもしれない。しかし、これをやってみようというスタッフの遊び心がすばらしいと思う。

   
     

 

 

 

最初のページの10冊のほんのうちの第1番目を除く9冊の本の、