Google が「アプリ 独自ドメイン向け」サービス開始

 Google がまたまたとんでもないチャレンジを始めた。会社や組織や学校などが独自ドメインを持っているならば、それを利用して組織内メンバーに無限のアカウントを発行したり、大容量のメールボックスを利用したり、メンバーのアカウントを管理したりすることができると言うのだ。

 ⇒ http://www.google.co.jp/a/

独自のドメインを利用して、メール、インスタント メッセージ (IM)、カレンダー ツールをドメインのユーザー全員に無料* で提供できるようになりました。このサービスを利用することで、ドメイン内でのより効率的なコミュニケーションを図ることができます。 また、お持ちのドメインでウェブサイトを作成して公開することもできます。 すべて Google がホストしますので、ドメイン管理者の方にはハードウェアやソフトウェアをインストールしたり保守していただく必要はありません。

 今のところ日本語向けサービスで使えるサービスは、GmailGoogle トークGoogle カレンダー、Google Page Creator の4つしかない。しかし英語版を見ると、これらに加えて、Google Docs & Spreadsheets や The Start Page のサービスが利用できるようになっている。

 これすべてのサービスを使っても、1年間に1アカウント当たりに必要なコストは$50 と言うから驚きだ(英語版)。

 これまで結構なメインテナンス費用を使って自前のメールサーバーを維持しなければならなかった小規模企業経営者や学校管理者にとってこれほどの朗報はないであろう。

 特にベータ期間の日本向けサービスでは「ベータ期間中に Google から承認された組織は、ベータ期間終了後も承認済みのベータ版ユーザーに対して無料でサービスをご提供いただけます。」と明記されている。

 今すぐにでも申し込まない手はないであろう。
 

 こちらは英語版で利用できるサービス一覧