レイヤーファイル(KML/KMZ)で Google Earth を使い倒す

 Google Earth の進化が止まらない。データファイルである KML/KMZ ファイルが本体から切り離されていること、この KML/KMZ ファイルが比較的簡単に操作できること、などによって Google Earth の使いみちは格段にアップしたしたように思う。

 KML(Keyhole Markup Language)ファイルは、XML形式に準拠した、Google Earthにおける位置情報を示すファイル。緯度経度座標、距離、チルト角、方位などの情報を含む。KMZファイルはKMLファイルをZIPで圧縮したもの。

 最近になって Google Maps でも KML が読み込めるようになったが、KML/KMZ ファイルを自由に操作できる点で Google Earth にはかなわない。

 そこで最新の KML/KMZ ファイルとそれを操作するための Google Earth tips をまとめてみた。

① KML ファイル

  1. 世界遺産一覧
  2. 桜前線
  3. 気候情報(Weather Bonk)
  4. Flickr Photo
  5. National Park
  6. IVORY WARS(National Geographic)
  7. CBSニュース
  8. 現在発生中の台風情報+静止気象衛星画像
  9. アメリカの水資源情報
  10. 地震情報
  11. NASA データ

 ファイルはダウンロードして Google Earth で開くだけ。最初「Places」の中の「Temporary Places」に表示されるが、Google Earth を閉じるときにこれを保存するかどうか聞いてくるので保存すれば、その後「My Places」のなかに表示される。

 チェックをはずせば Google Earth 上からマークが消える。元に戻すにはチェックを入れるだけだ。

KML ファイルを操作するためのツールなど

  1. 公式チュートリアル
  2. GE-Graph(KMLファイルからグラフを作る)
  3. Google Maps でKMLファイルを開く
  4. GPS to Google Earth KML converter
  5. Google Earth からKMLファイルを検索する
  6. Google Maps for Mobile でKMLファイルをサポート