データベース、ニュース速報、ブックマークとしてのGmailの使い方

 Steve Rubel の今回のブログ記事は秀逸だ。彼は Gmail をメールのやり取りだけに使っていることがいかにもったいないかを教えてくれた。

 彼が言う Gmail の画期的な使い方とは。

 ①パーソナルデータベースの構築(GmailGoogle Toolbar を使って)
 Google Notebook のようにメモしておきたいテキストやイメージを保存し、後でデータベースとして利用する方法。

 まず、Google Toolbar の最新バージョン(v.3)をインストールする。保存したいテキストを選択して、「Send to」から「Gmail」を選択する。こうすると選択したテキスト部分が自動的に送られるようだ。送り先のアドレス欄には自分のアドレスを挿入する。

 だが、ここで一工夫ありだ。実は自分のアドレス(useracount@gmail.com)ではなく、その派生アカウントを使う。たとえば「useracount+data@gmail.com」とか「useracount+book@gmail.com」など。

 その利点は、後で自分のメールボックスを整理しやすくするため。たとえば「useracount+data@gmail.com」に差し出されたメールはフィルタリングして「data」というラベルが貼られるよう設定する。するとこのアカウントを使って送られたメールはすべて「data」というラベルによって一括管理されるというわけだ。

 Steve Rubel はさらにフィルタリング機能を応用して、「useracount+data@gmail.com」のメールを「premium Google Apps account」に転送することを提案している。するとなんと10GBものスペースを使用できると言うのだ。

 ラベル「note」を開いたところ
  


 他には以下のような使い方を紹介している。英語だが、一読の価値はあるだろう。

 ②リアルタイムのニュース速報(GmailGoogle TalkTwitter を使って)

 ③ブックマークの自動処理(Gmaildel.icio.us と Yahoo Alerts を使って)

 ④カレンダーとTO-DOリストの管理(GmailBackpack と GCal と GTalk と iMified を使って)

 ⑤Gmail からブログを書く(GmailWordpress/TypePad/Blogger と IMifiedを使って)